自分はどうしたいのか?

自分はどうしたいんだろう?

選手のみなさんとお話しするときには、
目的地と現在地の確認をよくします。

なりたい自分である“目的地”と
いま自分がいる”現在地”を把握することで、
その間にある”ギャップ”を知り、
行きたいところに近づくことができます。

遊園地で例えるなら、

「どのアトラクションで遊びたい?」

「いまはどこにいる?」

と問いかけ、
地図を広げ、
自分に必要な道のりを導きだし、
歩きはじめる感覚と
近いかもしれません。

けれど、
よく抜けてしまう
「問い」があります。

それは、「どうしたい?」という質問。

とっても人気だから
乗っておかないと損するから
みんなが乗りたいって言うから

まわりにいる他人の考えに軸がずれ、
自分がどうしたいかを見失ってしまうことが
よくあるのです。

ぼく自身もまさにそうでした。

学生時代、
まわりの目をに気にし、
「みんなが求めていること」に応えることが
もっとも大切だと思っていました。

もちろんそれも大切ですが、
その結果、
自分の気持ちを置いてきぼりに
してしまっていたのです。

今年訪れたドイツの教育現場では
おなじフレーズを何度も耳にしました。

「あなたはどうしたい?」

主体性を大切にする彼らだからこそ、
小さな頃からそう問いかけていたのです。

先週、沖縄でドイツで感じたことを
お話しさせていただきました。

「子どものためにと思って来たのに、
自分の気持ちに素直に向き合える時間で、
とても楽しかったです。」

というご感想もいただき、
とても嬉しいです。

主催してくれた金城 茜(茜ちゃん)をはじめ、
お手伝いしてくださったみなさま、
ありがとうございます!

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