
島根県海域に浮かぶ隠岐諸島のひとつ海士町
本土から約60キロ。フェリーで3時間かかる2200人の小さな島で、
高校生たちと「進路」について考える機会(ゼミ)を6回に渡ってつくっています。
名前は「しつもんゼミ」
- 進路選択とは
- 進路を考える際に重要なこと
- 進路の選び方
など、
進路に悩む高校生たちに「こうしてみては?」とアドバイスができたらいいのですが、残念ながら僕にはそれができなんです。
僕自身、
付属高校を卒業後、
エスカレーター式にそのまま大学に入学、
やりたいこととの違いを感じ中退。
たった一度の受験であった高校受験も
- プールがないこと(当時、泳げなかったのです)
- 試験が早く終わること(単願推薦一択)
- みんなが勉強してるときに遊びたい
などの「逃げ」と「その瞬間の快楽」を追い求め、はやくその場をやりすごしたいと思っていました。
だから、
高校生に対して「こうしたほうがいいよ」なんてアドバイスはできないんです。
でも幸いなことに、
「問い」を一緒に考えることはできます。
僕自身、
この10年間でたくさんの問いをつくり、
仕事にもすることができました。
スポーツの現場だけでなく、
教育現場や企業研修でも
「答え」よりも「問い」が
より効果も持続力もあると感じています。
進路の答えを教えるのではなく一緒に問いをつくる

「答えを教える」のではなく
「問いをつくる」には大きな効果があります。
それは
時代が変わると
「答え」は変化するけれど
「問い」は変わらないこと。
- 私が夢中になっていることって何だろう?
- 私はどんなことに幸せを感じるのだろう?
- 私はどんな生き方がしたいだろう?
これらの問いは
今から100年後の2221年に自分へ問いかけても、
大きな力を発揮します。
自分のため、誰かのため

ゼミの4回目、5回目には
未来の自分が、
いま、進路に悩んでいる自分へ質問を贈る
機会をつくったのですが、
とても素敵な瞬間に立ち会えたと感じています。
2031年の自分が、
2021年の自分へ問いを贈る。
そこで生まれたのは
自分のためにしたことが、
自然と誰かのため、
利他につながる光景でした。
誰かが「過去の私のために贈った問い」が
自分にとても響いてくる。
自分が「過去の私のために贈った問い」が
誰かに響き、答えたいと感じてくれている。
誰かの幸せのために
できることは何かないか?
と考えることも素敵だけれど、
自分を幸せにするためにしたことが
誰かの幸せにつながっているんだ、と感じられるってとても素敵じゃないですか。
高校生たちと一緒につくる「自分たちへ贈る問い」は、カードなどの形にして全国の高校生など、これからの進路や進む道に悩む方へ届けられたらいいなぁとも思っています。
もし興味がある方がいらしたら、
ぜひこちらからご登録ください。ゼミ修了後、ご案内をいたします。
未来を生きるわたしへ贈る問い 「進路を考えるしつもんカード」(仮)
- 問いの枚数:52枚
- 金額:4000円(予定)

こちらはイメージです。海士町での大人向けツアー「Life Is learning」にて制作した物です。
しつもんゼミの内容をご紹介します!












高校生たちと一緒につくる「自分たちへ贈る問い」は、カードなどの形にして全国の高校生など、これからの進路や進む道に悩む方へ届けられたらいいなぁとも思っています。
興味がある方はぜひこちらからご登録ください。ゼミ修了後、ご案内をいたします。
未来を生きるわたしへ贈る問い 「進路を考えるしつもんカード」(仮)
- 問いの枚数:52枚
- 金額:4000円(予定)

こちらはイメージです。海士町での大人向けツアー「Life Is learning」にて制作した物です。
藤代圭一(ふじしろけいいち)
1984年生まれ。島根県隠岐諸島・海士町在住
一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事。教えるのではなく問いかけることでやる気を引き出し、考える力をはぐくむ「しつもんメンタルトレーニング」を考案。日本女子フットサルリーグ優勝チーム、アイスホッケーU20日本代表チーム、さらには地域で1勝を目指すキッズチームまで、数多くの実績を挙げている。現在はスポーツだけでなく、子どもの学力向上をめざす保護者や教育関係者に向けたコーチングをおこない、独自のメソッドは高い評価を得ている。著書に『教えない指導』(東洋館出版)ほか。
